当院には、他院で歯周病と診断され長期間治療を続けていたにもかかわらず、歯ぐきの状態がなかなか改善しないというお悩みで来院される方が数多くいらっしゃいます。
歯周病は全身の健康状態を含め、実に多くの要因が重なって発症・進行する病気のため、原因を丁寧に見極めながら治療を進める必要があります。その見極めが難しい事から「歯周病専門医」という制度が存在しています。
虫歯治療が歯周病に影響するケース
歯と歯ぐきの境目は、冷たいものがしみやすい場所（知覚過敏）として知られています。この症状を和らげるために樹脂（レジン）を詰める治療が選択される場合があります。
しかし、樹脂の形態が適切でない、段差ができている、研磨が不十分で表面が粗いといった状態があると、その部分にプラーク（汚れ）が付着しやすくなり、結果として歯周炎を引き起こす場合があります。
このようなケースでは、歯みがきを丁寧に行っても、歯周病治療を続けても改善がみられないことがあります。原因となっている詰め物を適切に作り直し、表面を滑沢に研磨することで、歯ぐきの炎症が改善することが多いとされています。
歯周病が治りにくいと感じている方へ
歯周病は原因がひとつではなく、複数の因子が関与するため、改善しない場合には「原因の再評価」が重要になります。虫歯治療後の詰め物が原因となるケースもその一つです。
歯周病でお困りの方へ
目黒区・世田谷区・大田区、東横線・大井町線・田園都市線沿線にお住まいで歯周病治療を検討されている方は、自由が丘駅から徒歩3分の歯周病専門医までお気軽にご相談ください。
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