自由が丘の歯医者ブログ

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インプラント治療を習得するまで(part 7)2010.07.05

歯を喪失する原因は大きく二つに分かれます。虫歯からの派生で歯を失うケースと歯周病 (歯槽膿漏)で歯を失うケースです。

その二つのケースでは抜いた歯の周囲の骨の残存量に差があります。

港区広尾の千賀デンタルクリニックは歯を保存する能力を高めた診療所でしたから、歯を失ったケースのほとんどが 歯周病 (歯槽膿漏) によるケースだったため骨造成が必要なケースがほとんどでした。

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当時はNymanやBuserらによって、GTRメンブレンを用いた自家骨移植が報告されはじめた頃で、千賀デンタルクリニックでもいち早く骨造成テクニックを臨床に取り入れ、骨造成を併用したスクリュー型 インプラントの埋入を行っていました。                     

歯を失った本数が多すぎて、ブリッジでの治療が厳しいケースへの インプラント 埋入は、入れ歯の選択肢しかなかった患者さんたちへの大きな福音となったのです。