毎週金曜日に参加している西堀歯科勉強会(Interdisciplinary Study Club Tokyo)の抄読レポートです。
歯周囲の炎症を 歯周炎、インプラント周囲の炎症を インプラント周囲炎 と呼びます。インプラント周囲炎の治療は、歯周炎の治療と共通する考え方が多く含まれており、両分野に関する専門的な知識が必要です。
近年は治療の選択肢や手技、材料などの研究が増え、臨床で要求される知識量も膨大になっています。そのため、歯周病治療の専門家や関連分野のスペシャリスト同士で継続的に最新知見を検証することが重要です。
今回抄読した論文(紹介)
以下は今回の抄読対象です。各論文は「検討内容の紹介」として掲示しています(有効性・優劣の断定は行っていません)。
- Combined surgical therapy of peri-implantitis evaluating two methods of surface debridement and decontamination. A two-year clinical follow up report -- Schwarz F, et al. J Clin Periodontol. 2012. (インプラント表面の除染法と外科的治療を比較した臨床追跡研究の紹介)
- Regenerative treatment of peri-implantitis bone defects with a combination of autologous bone and a demineralized xenogenic bone graft: a series of 36 defects. -- Wiltfang J, et al. Clin Implant Dent Relat Res. 2012. (インプラント周囲欠損に対する再生療法の症例シリーズの紹介)
勉強会の実際と抄読の進め方
2012年10月19日の勉強会では、インプラント表面の除染技術と、それに続く再生療法の臨床成績について議論しました。抄読は単に論文を読むだけでなく、治療の適用条件、症例選択、術式の注意点、観察期間に基づく臨床的意義などをメンバー間で検証しています。
今回の抄読担当は私だったので、論文で用いられた手技や評価項目をスライドに整理し、参加者全員で質疑応答と臨床的解釈を行いました。




























