皆さんが歯科医院を選ぶ基準には、次のようなものが多いのではないでしょうか。
・治療が痛くないこと
・歯をできるだけ削らないこと
・治療が早く終わること
・治療費が安いこと
もちろん大切なポイントですが、もし治療が長持ちせず繰り返し同じ歯を治療することになれば、結果的に歯科医院に通う負担が大きくなってしまいます。
そこで当院では、できるだけ長期的に機能する詰め物・被せ物の治療を選択するよう努めており、患者さんの歯が少しでも長く良好な状態で保たれることを重視しております。
勤務医時代から30年以上にわたり、多くの患者さんに継続してご来院いただいているのも、治療内容にご納得いただけている結果なのかなと感じております。
Q1. ハイブリッドセラミックスとはどのような素材ですか?
ご質問をいただくことの多い「ハイブリッドセラミックス」という素材をご存じでしょうか。名前から「新しいセラミックの一種」のように感じられるかもしれませんが、実際にはレジン(プラスチック系材料)にセラミック粒子を混ぜた素材です。
一般的な説明では「セラミックより硬すぎず、レジンより丈夫」という特徴が挙げられますが、材料の性質としてレジンの影響を大きく受けるため、口腔内という負担の大きい環境では劣化しやすい傾向があります。治療方法や噛み合わせの条件によっては、短期間で破損するケースも報告されています。そのため当院では、耐久性の観点から現在はハイブリッドセラミックスを採用しておりません。
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Q2. 奥歯を白くする際に、ハイブリッドレジンを薦められたのですが・・
奥歯に白い歯を入れる際には健康保険が適用されないため、様々な材料・技法が用いられていますが、当院ではハイブリッドレジンでの修復(回復)はお薦めしていません。セラミックとレジンの中間に位置づけられる素材ではありますが、レジン材料としての性質が強く、奥歯にかかる強い咬む力に耐えきれないためです。
奥歯を白くする治療では、次のQ3でご紹介するセラミック系の素材、もしくはダイレクトボンディング治療をお薦めしています。
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治療回数:2回
治療時間:30分/1回
治療費:型取り時8,000円 e-maxセット時 70,000円(各々消費税別)
主なリスク・副作用:装着後の知覚過敏、咬んだ時の痛み、脱離など
Q3. 保険治療で奥歯を白い素材にすることはできますか?
奥歯の咬み合わせに使用される銀歯(メタル)は、保険診療で認められた材料の中では強度が高く、硬い食べ物に対応するために用いられています。一方で、保険適用の接着剤やレジン系の詰め物では、強い力がかかる奥歯に必要な強度が不足するため、保険診療で奥歯を白く仕上げることは現状では難しいとされています。
近年、保険診療でもCAD/CAM冠(レジンブロックの削り出しによる白い被せ物)が導入されました。しかし、素材自体の性質や削り出し機器の精度に個体差があること、耐咬耗性(対合の歯が挺出)や脱離(外れ)が生じるケースが一定数報告されていることから、当院では奥歯の長期的な耐久性を考慮し、現時点において採用しておりません。
奥歯を白く、かつ長期的な強度を確保したい場合には、ジルコニアクラウンやe-max(セラミック)などの高強度の素材を、適切な接着技法とともに用いることが推奨されます。また、症例によっては耐久性の高いコンポジットレジンを、正しい手順で丁寧に積層・接着する方法(ダイレクトボンディング)が有効な場合もあります。
これらの治療は、高度な手技・時間・材料コストを要するため、強度と審美性を両立する治療は保険外診療となります。なお、保険治療で使用する素材についても、当院では適切な工程に基づき精度を確保しておりますので、保険診療での治療であっても安心してお選びいただけます。
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治療回数:2回
治療時間:30分/1回
治療費:型取り時10,000円 Zirconia Crown(臼歯)セット時 120,000円(各々消費税別)
主なリスク・副作用:装着後の違和感、脱離、対合歯の摩耗
素材選択に迷われている場合や、ご自身に合った治療法を知りたい方は、自由が丘駅から徒歩3分の田川歯科医院までお気軽にご相談ください。