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接着剤の取り残しが原因のインプラント周囲炎

2013.06.25 |
インプラント周囲炎とはインプラント周囲の骨が溶ける病気で、発症には様々な原因があります。

  • インプラントデザインの問題。
  • 骨に適合していないインプラントサイズの適用。
  • インプラントを埋める深さが深すぎる。
  • インプラントに付けた歯の形が不良。
  • インプラントと歯を付ける際の接着剤の選択間違いと取り残し。
  • 間違った咬合付与。
  • インプラント治療のコンプライアンスを遵守していない。

これら以外の要因でもインプラント周囲骨の骨欠損は起きてきますが、インプラント周囲炎は非常に自覚しづらく、一度発症すると歯周病よりも急激に炎症が進行するケースが多いので、インプラントの周囲に違和感を覚えた際には、早急にインプラント周囲炎治療に対応可能な歯周病専門医を受診されることをおすすめします。

毎週金曜日は、American Board of PeriodontologyのMemberである西堀 雅一先生の院内勉強会にお邪魔しております。

2013年06月21日はインプラントの埋入深さと接着剤の残留量を研究した論文を抄読しました。

The influence of the cementation margin position on the amount of undetected cement. A prospective clinical study.

インプラント治療を行った53名の患者さんで、インプラントを埋めた深さとそれによる術者の接着剤の取り残しを調査した論文です。

結果は、埋入深さが深くなるほど接着剤の取り残し量は増え、取り残した接着剤はレントゲンにも写らないと注意を喚起していました。

undetected_cement.jpg

前歯などにインプラント治療を行う場合には、骨の位置に制限を受けてしまったり審美性を向上させるために深く埋めたりします。その結果インプラントと歯をつなぐネジが目立つ為にセメントで接着する必要性が生じます。

そうなると接着剤の取り残しが発生しやすく、時間が経過するとインプラント周囲炎を発症してしまうという一連の流れが起こってくることが考えられます。

昨年のAkimoto先生のクローズドセミナー(インプラント周囲におきる炎症の原因)でもこの点を指摘しており、このインプラント周囲炎の治療にはじまり、こういった状況を避けるための治療技術のおさらいやどのようなインプラントを選択すべきかが検討されました。

目黒区、世田谷区、大田区、東横線、大井町線、田園都市線沿線にお住まいの方で インプラント周囲の炎症でお悩みの方は、自由が丘駅から徒歩3分で通いやすい歯周病専門医まで、お気軽にご相談ください。

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