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糖尿病と歯周病-FLORIDA TODAY.Comより

2011.08.06 |

2010年。190万人もの成人が新たに糖尿病と診断されました。

歯肉の健康は、糖尿病の状態に影響するので、糖尿病もしくは糖尿病予備軍の方は、早めに歯周病の診査と治療を受けるべきだと、メルボルンの開業医であるDr. Lee Sheldonは警告しています。

と言うのも糖尿病の患者さんは、歯が抜けるほどの歯周囲の骨が溶ける歯周病に罹りやすい傾向が数年前から判ってきたからなのです。尚且つ重度の糖尿病であればあるほど、重度の歯周病に罹ることも判りました。

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糖尿病のグループを調査した2つの研究によると、糖尿病の無い患者グループに比べて、糖尿病患者グループでは、なんと3~11倍も、歯の周囲で骨が吸収していたことが確認されたのです。

骨の維持には、新生骨を作る骨芽細胞と古い骨を吸収する破骨細胞の2つが関与することが知られていますが、高血糖によって骨芽細胞の生成が抑制されてしまい、歯周囲の骨が喪失する原因のひとつとなってしまうようです。また高血糖の状態は、歯肉と骨の回復能力を阻んでしまうのだそうです。

全身の健康状態と歯周病との間には明らかな関連があり、重度の歯周病を伴う糖尿病 患者は、健常者に比べて心臓病による死亡率が3倍、腎臓病による死亡率は8倍にもなるとの事。

ところが逆の関連も同様に認められており、歯周病の状態が良好にコントロールされている糖尿病 患者さんは、健康状態も良くなったそうです。

1型、2型糖尿病 患者における歯周病 治療の有効性を研究した報告によると、外科治療を伴わないシンプルな歯周病 治療を受けただけでも、HbA1cの値が10%も改善したと報告されています。

これらの結果に興味を持たれた方は、歯周病 専門医のもとで、歯周ポケット検査、レントゲン検査、歯の動揺検査、歯肉の出血検査、歯肉の排膿検査やその他必要に応じた総合的な歯肉の診査を受診し歯肉の状態を評価されてください。

もしもそこで、歯周病と診断されたならば、次のステップとして治療を受けることになります。

ほとんどの場合は、歯肉の中にある歯石の除去が初めに行われます。その後は、重症であるほど治療の回数が増えて行きます。

通常は治療後も3ヵ月毎のクリーニングと注意深い経過観察を続ける事が必要になります。

歯肉の奥深くに病態が存在し、非外科の治療では改善がない場合には、骨の回復を助長するために病態へアクセスすることを目的とした外科的アプローチが選択されることもあるでしょう。

あなたの歯を守るばかりでなく命を守るためにも、歯周病の早期発見、早期治療を心がけてください

(Jul 24, 2011.,  FLORIDA TODAY.Com

 Written by Dr. Lee Sheldon practices dental implant and periodontal therapy in Melbourne.)

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