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歯周病 (歯槽膿漏)治療の治療予後

2011.06.24 |

歯周病専門医は、患者さんの現在の歯周病の状況から、予後を予測し、治療計画を立案し、計画的な診療を進めて行きます。


2011年6月17日金曜日は歯周病治療の予後(Prognosis)に関連する様々な要因を取り上げた論文抄読会でした。


毎週金曜日は、American Board of PeriodontologyのMemberである西堀 雅一先生の院内勉強会にお邪魔しております。

Interdisciplinary Study Club Tokyo 西堀歯科勉強会


Tooth loss after active periodontal therapy. 1: patient-related factors for risk, prognosis, and quality of outcome. JCP 2008


Tooth loss after active periodontal therapy. 2: tooth-related factors JCP 2008


2本ともドイツ・フランクフルトのJohann Wolfgang Goethe-Universityで行われた回顧研究です。

1本目の論文は、10年前に抗菌療法を用いた歯周病治療介入を行った100人の患者さんを評価、歯を失った患者さんの全身状態がどうだったかの研究。2本目は同じ研究の歯を失った患者さんの術前の歯の状態を調査した研究でした。

1本目の研究結果は、不良な歯磨き、不定期なクリーニング、遺伝的な問題、性差、年齢、喫煙、悪い予後診断などが、歯の喪失と関連性があったと結論づけており、特に不良な歯磨きと不定期なクリーニングが強く関連していたので、歯周病専門医による定期的な歯磨き指導とクリーニングを推奨していました。

歯の状態と歯の喪失の関連性を調査した2本目の回顧研究では、術前の骨喪失状態、根の分岐状態、ブリッジの支えになっているか否かが、歯の喪失と関連性があったと結論づけていましたが、術前に骨喪失があった歯の93%は、定期的なクリーニングによって歯の喪失を防げていたと検証されていた事は大変興味深かったです。

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