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最新 ジルコニア インプラント の可能性

2012.03.18 |
生態親和性に優れている事から、近年注目されている歯科材料のひとつに酸化ジルコニウムがあります。

2012/03/16は、酸化ジルコニウム を従来のチタンに代わり歯科 インプラント に応用した症例報告とジルコニア インプラント にかかる応力分布の論文抄読を行いました。

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毎週金曜日は、American Board of PeriodontologyのMemberである西堀 雅一先生の院内勉強会にお邪魔しております。



ジルコニア インプラント の予後を調査した1本目の論文によると 378人の患者さんに831本のジルコニア インプラント を埋め、最長5年間の追跡調査(平均48ヶ月)をした結果の成功率は95%だったそうです。

ジルコニア インプラント に荷重をかけた際の応力分散を3次元有限要素解析した2本目の論文からは、2ピースのチタンインプラントに比べ1ピースのジルコニア インプラント は、歯科 インプラント 体内部や周辺骨への応力集中が少なく、歯科 インプラント の破折や骨への負担過重回避の可能性を感じること出来ました。

この2本の論文抄読を選ばれた小林なると先生の解説では、生体親和性が良く、骨や歯肉との相性が良いジルコニア インプラント の可能性は、我々が現在抱えている歯科 インプラント のデメリットを解決してくれるイメージを与えてくれました。

そもそも私には、ジルコニア インプラント がチタン インプラント と同じように骨結合するかが疑問でしたが、最近報告された動物での実験分析によると、むしろジルコニア インプラント のほうがチタン インプラント より骨結合面積が大きいようです。


とは言え、私の過去の経験とそれを立証する論文によると、歯科インプラントで問題が生じてくるのには、6年から7年の年月がかかり、またフラップレス埋入による1ピース インプラントは、高い確率で インプラント 周囲炎を併発する。

という現象も起こりえます。

当院では、最新技術導入による不確定要素の高い予後よりも、快適な予後が確実な最善の臨床結果を患者さんに提供することをモットーにしていることから、ジルコニア インプラント の臨床導入については、さらなる長期の臨床報告の結果を見極めてからにしたいと思っております。

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