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インプラントの失敗に学ぶ

2012.01.16 |
おはようございます!自由が丘 田川歯科医院です。
乾燥した寒い日が続いておりますが、お風邪など召されていませんか?体調がすぐれない時は暖をとって早めの対策をなさってくださいね。

実は私自身が年末年始の院内の改良工事や移転開業ご挨拶などの所用に追われ風邪をひいてしまいました。

ようやく風邪も癒え、お休みしていたこのブログを今日から再開しますので、今年もよろしくお願いします。

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さて,、1月8日の日曜診療はお休みをいただきまして、六本木ヒルズ森ビル49階にあるアカデミーヒルズにて開催された米国歯科大学院同窓会の公開セミナーを聴講して参りました。

米国歯科大学院同窓会は、米国に歯学留学された先生ばかりでは無く、ヨーロッパに留学されていた先生達も参加する会で、年に一度こうして集まっていらっしゃいます。

そしてこの公開セミナー では毎年違うテーマが決められ、補綴学、歯周学、矯正学、審美歯科学のエキスパートの先生方がご自身の症例を提示されながらテーマの考察をプレゼンテーションされ、最後に演者を含む会員や非会員のディスカッションによって問題解決をしていこうと言う企画で、非会員も毎年参加できるオープンのセミナーなのです。

今年は「 インプラント の失敗 に学ぶ」と言うテーマの下でディスカッションが行われました。

半永久的と考えれていたインプラント治療ですが、経過を追って見ると、咬み合わせ 部分や インプラン体 が壊れたり、歯茎が 炎症 を起こしたりなどの トラブルが散見され、近年では欧米で様々なトラブルが報告され始めた事から、会員全体で インプラント が 失敗する 原因の考察を行うと同時に、臨床経験を有さない先生方が インプラント治療 に偏っている近年の歯科業界へ注意を喚起しようと、今年はこのテーマでの公開セミナーとなったそうです。

欧米の歯科大学院で骨結合 インプラント治療の基礎と臨床を学び、帰国後に長年実践されてきた今年の公開セミナーの演者の先生方は、さすがと思わせるほどの沢山の症例と長期にわたる治療の経過データをお持ちでした。

その症例データから得た考察はどの分野の先生方も同じで、長期での経過観察データを分析すると骨結合タイプの インプラント による治療は、ある年数を境に様々なトラブルが誘発されるインプラントが存在した。と考察を裏付けするエビデンスを提示しながら結論づけられていました。

ですから治療にあたっては、インプラント 治療の適用が正しいか否かの正確な診断が必要なのはもちろんのこと、いざ治療する際にもretrievableな設計を心がけ、治療後も定期的な経過観察とメインテナンスを必須とする事が重要であるとの事でした。

内容を掘り下げますと、その正確な診断とは単に骨の何処にインプラントを埋めると言う話では無く、その患者さんの生活習慣、咬合状態、歯列状況、歯肉の状態、嗜好、医科と歯科の既往歴などを含めた総合的な診断が必要とされます。これは埋入経験よりも、責任もって治療をし長年にわたって患者さんとお付き合いしてきた結果の経験値が大きくモノを言いそうです。

また インプラント治療による修復物は壊れやすいので、修理がし易い設計を心がけなければなりません。インプラントには沢山のメーカーや種類があり、インプラントの種類によってもトラブルの傾向が異なる事が解ってきたのですが、その辺りの詳しい話はまた別の機会に書かせていただきます。

他にも インプラント 周囲 に 炎症が誘発される などの生体への悪影響もありますから、術者と患者さん双方ともに、インプラント 治療を選択される際には細心の注意を払って治療なされる事をおすすめします。

今年も 自由が丘 田川歯科医院はこのような インプラント や 歯周病 における最新の見解をグローバルな観点でお伝えして参ります!

【前回の西堀歯科勉強会プレゼンテーション関連記事】

患者さんに誠実な歯医者であること。

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