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インプラントとアバットメント接合部の汚染

2011.10.10 |

近年報告されている研究論文によると、インプラント内スクリュー部が細菌に汚染されており、そこからインプラント 周囲の骨吸収がひき起こされるのではないかと言われています。

2011年10月07日金曜日はインプラントとアバットメント 接合部の汚染に関する論文抄読会がありました。


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毎週金曜日は、Amrican Board of PeriodontologyのMemberである西堀 雅一先生の院内勉強会にお邪魔しております。

Interdisciplinary Study Club Tokyo 西堀歯科勉強会



Bacterial Colonization of the Implant-Abutment Interface Using an In Vitro Dynamic Loading Model  Enamel matrix derivative proteins for the treatment of proximal class II furcation involvements: a prospective 24-month randomized clinical trial.   J Periodontol 2011

Bacterial Leakage in IMplants With Different Implant-Abutment Connections: An In Vitro Study.  J Periodontol 2011


大まかにインプラントの構造を説明しますと、インプラント 体は骨と接するフィクスチャーと言うパーツと咬み合わせ部分の芯となるアバットメントと言うパーツで構成され、各々のパーツをスクリューで結合させることによって、天然歯のように根の部分と歯冠部分に形づけられるのが一般的です。

近年報告されている研究論文によると、そのスクリュー部の細菌汚染によりインプラント 周囲の骨吸収が起こるのではないかと言われはじめたのです。

今回の2本の論文はどちらも、違う種類のインプラント 接合部の細菌汚染の差を実験的に検証した論文でした。

2本の論文の結論は同じで、インプラントとアバットメントの接合部のデザインによって細菌汚染の程度は違ったと言う結論でした。

2つの研究の実験デザインはそれぞれ、動的荷重による内部汚染に注目した実験デザインと、連結した際の内部汚染が拡がるか否かに注目した実験デザインと全く違う研究デザインにも関らず、結果が同じで、その後起きると予測される骨吸収は、接合させた時に起きる汚染が後の骨吸収に影響するのか?動的荷重によってスクリュー内が汚染され骨吸収が起きるのか?と言った新たな疑問を私に与えてくれました。今後研究していきたいと思います。


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