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おひとり、おひとりの安心のために2015.05.12

最近の歯医者は歯科=嫌 と言う固定概念を振り払うように
おしゃれな医院がとても増えています。
また歯科医院を選ぶ際に、院内が清潔である事を挙げる方は非常に多い
事もおしゃれな歯科医院が増えている理由のひとつではあるでしょう。
ですから、今時の先生方は開業時に莫大な費用を投じて、一見歯医者とは判らないほどのおしゃれな内装にこだわる方が少なくありません。
聞くところによりますとそのような歯科医院の内装費は坪あたり60万〜80万円かかるとの事。
健全経営が身上である私かるすると華美な歯科医院には余計な心配をしてしまいます。
外観や内装にお金をかけ過ぎてしまうと、それに見合った投資回収を行わなければ、歯科医院経営は行き詰まってしまうからです。
「新規開業のおしゃれな歯科医院であれば、使用機材も綺麗に違い無い。」
通院する患者さんはきっとそう思っていらっしゃる事でしょうが、本当にそうでしょうか?
そもそも歯科治療で使う器材の種類は非常に多く、高価なものばかりです。
その高価な歯科治療で使う機器は全てが患者さんの体液(唾液、血液)に汚染されます。
当院で採用している切削機器などは1本15万円と、非常に高価なのですが、高価だからと言って耐久性に優れていると言う訳でもありません。一般的な歯科用器材は薬液に浸透させたり、熱による滅菌を繰り返すと著しく耐久性が劣化します。
また滅菌作業に従事する人件費やメンテナンス代そして使い捨て材料費および管理費、そして医療産業廃棄料の全てまで計算した場合のランニングコストも計算しなくてはなりません。
健康保険を取り扱う歯科医療機関の場合、このような滅菌対策費用は健康保険の再診料である450円の中から捻出しなくてはならないのですから、投資回収を重んじた診療所経営を考えるならば、その効果が目に見えず採算が合わない滅菌対策ほど、手を抜いている事実もあります。
数年前に話題になった新聞記事ですが、
歯科医院選びをされている方は歯科器材の扱いの実状に不安を感じる方も多数いらっしゃる事でしょうから、自由が丘 田川歯科で日頃行われている歯科機器の消毒・滅菌管理への取り組みを公開したいと思います。
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診療に使用する治療用椅子やマイクロスコープは全て、各種細菌やウイルスに対して効果のある消毒薬とイルガサンアルコール液を使って常に除菌しております。
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診療に使う基本セットであるミラー、ピンセット、探針、バキュームチップ、風や水を送るシリンジチップは、滅菌した物を、トレイカバー、デンタルエプロン、うがいコップはディスポーザブルを使用しております。
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ご覧のように当院の治療椅子では通常時は歯を削る機器は一切装着されていません。
それは患者さんの治療毎に使用した機器を滅菌交換しているからです。
Instrument.jpg
治療椅子は衛生士用と歯科医師用の2台しかないとは言え、患者さん毎に歯を削る、歯を磨く機器を滅菌利用するためには
これだけの本数を揃えなければなりません。
前述のとおり当院で採用する歯を削りすぎない切削機器は1本15万円もします。
この写真に写っている機器が揃うだけでも100万円をゆうに超えてしまいます。
しかも中のベアリングやギアの修理を含めるととんでもない維持費がかかってきます。
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歯石を取るクリーニングでお口に触れる機器も患者さん毎に滅菌交換しております。
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削るチップや歯石を取る際に利用するチップも患者さん毎に交換し、滅菌管理しております。
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神経を取る治療に使用する際に使用する小機器もこのように滅菌管理しております。
治療使用後に使い捨て出来ない物は耐用回数をクリアしたものを消毒・滅菌しておりますが、次の順序で行っております。
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使用した機器には歯垢や血液が付いていますので、消毒効果を上げる為の1次消毒を行います。
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その後超音波洗浄器による超音波洗浄を行った後、水洗。
2次消毒薬に1時間浸漬させ、再び水洗。
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その後加熱出来る機器は医科用オートクレーブにて滅菌、加熱出来ない物はグルタラール製剤にて滅菌を行います。
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滅菌パックに入れたまま、滅菌灯付きの機器庫内にて保管しております。
いかがでしょうか? 
非常に手間とコストがかさむ滅菌システムですが、これも患者さんおひとり、おひとりの安心と安全のためと思いながら1日に何度も消毒・滅菌を行っております。
外見は古めかしい昔ながらの歯科医院ですが、診療形態は欧米の歯科医院にも決してひけを取らないばかりか、細部までこだわるスタイルは欧米の上を行っていると自負しております。
患者さんが安心して受けられる歯科治療。
それが自由が丘 田川歯科のコンセプトの基本なのです。