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ビタミンB不足のしびれ2011.06.07

東北大震災後は予約の時間が埋まらない時間が多く、院内の掃除に精を出していたところ、某ゲームを監督されているS先生が唇の廻りにシビレを感じるとの事で来院されました。

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S先生は、それはそれは、四六時中仕事を気にかけている方で、S先生が各月で配信されるゲーム作品の中の様々なアイディアは、創造力の賜物と言うよりは、日ごろから常に創造する努力の積み重ねによってなしえる物だと言うことが世間話の中からでさえも伺えるお方です。
そんなハードに仕事をこなすS先生の今回のシビレは、睡眠不足とビタミンB不足が原因と診断しました。
ビタミンB12が不足すると末端神経障害や不眠などの睡眠障害が現れます。唇のシビレだけでは様々な検査をしないと診断がつきませんが、長いお付き合いになると、レントゲンやお口の中の写真、病状の経緯や患者さんの生活習慣など、実に様々な情報データが蓄積されているので、急な来院でも的確に診断ができ瞬時に対応できるため、闇雲な治療介入を避ける事が出来ます。
睡眠不足の時は普段より抵抗力が落ちているので、歯肉の炎症を避ける目的として、お口の中に常駐するバイ菌を少なくする必要がありますので、痛み無く歯垢を落とせる機械でお口の中全ての清掃を行い、唇のシビレはビタミンB群の補充をお話しました。
最近導入した歯垢を除去する機械は、歯医者嫌いのS先生にも好評だったので、導入した甲斐があったなと思いました!
その後のお昼休みには、とあるIT企業の取材を受けました。
「渋谷区の歯医者さんの紹介」なるドクターズファイルと言うwebサイトの企画だそうです。
若々しいスタッフによって、実に和やかな取材を受ける事できました!
普段このブログの短い文章でさえ死に物狂いで書いている私は、自分の考えでさえ文章にするのがこんなに大変なのに、他人の考えを文章に起こすのはさぞや大変だろうなと思いながら取材に応じました。
取材の最期に問われた事は、目標とする歯科診療スタイルについてでした。
普段から色んな事を考えながら仕事してますので、一言で表すには苦労しますが、今現在の考えでお答えしました。
いくつになっても誠実で飾らないシンプルな治療スタイルを続けたいです。
歯医者になって20年の間、実に沢山の治療手技や理論を学んできました。
そしてその学習を維持するモチベーションは、目の前の患者さんには常にベストを尽くしたいと言う私なりの欲求に支えられていました。
その欲求が患者さんのツボにハマレば良医と評価されますが、ツボにハマらなければ、余計なお世話と評価されますし、この渋谷区神宮前界隈ではその評価がストレートに帰ってきます。
でも自分が出来る事を一生懸命出来れば、人の評価は意外と後から付いてくるものだと最近解ってきました。単に患者さんに評価を求めるスタイルでは無く、さりげなく患者さんのニーズを提供できるスタイルを追求する。冒頭に書いたS先生のように、何十年もそのスタイルを継続したいものです。
これもまた渋谷区神宮前の患者さんに育まれたスタイルなのかもしれませんね。
さて、話を戻して渋谷区神宮前で孤軍奮闘する田川歯科医院の記事。どんな記事になるのか?今から楽しみです。
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