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歯周病 と 糖尿病の関連性の認識度 2012.01.24

2012年1月20日は医療従事者における「歯周病と糖尿病の関連性の認識度」を調査した論文の抄読を行いました。

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毎週金曜日は、Amrican Board of PeriodontologyのMemberである西堀 雅一先生の院内勉強会にお邪魔しております。

Interdisciplinary Study Club Tokyo 西堀歯科勉強会


Knowledge About the Association Between Periodontal Diseases and Diabetes Mellitus: Contrasting Dentists and Physicians  JOP 2011

 Relationship between periodontal disease and diabetes mellitus: an Asian perspective  Periodontol 2000 2011

今回の論文は2本ともに 歯周病 と 糖尿病 の関連を医療従事者がどれくらい知っているのかを調査した論文でした。

1本目の研究では、内科医は 糖尿病 患者の 歯ぐき が 腫れ易い 傾向にあることを認識していても、 糖尿病 患者が 歯周病 を併発することによって、 糖尿病 患者 の歯槽骨が喪失したり歯が失われることがあることを認識している 内科医 が有意に少ないというデータを示していました。

2本目の研究では、アジア諸国での 糖尿病 罹患率は欧米人に比べて増加傾向にある事を示唆したうえで、 糖尿病 治療の専門家と 歯周病 治療の 専門医 の双方から 糖尿病 と 歯周病 に相互アプローチするようなガイドラインが作成されておらず、早急にガイドラインを作るべきだと訴えていました。

糖尿病 に罹患された方は中等度から重度の 歯周病 を併発する場合が多く、より専門的な治療が必要になる場合が多い事からその治療にあたっては 歯周病 専門医による治療が推奨されます。

歯を失った後の治療は ブリッジ 、 義歯 、 インプラント 治療 のいずれかを余儀なく選択することになりますが、いずれの治療にも メリット ・ デメリット があります。
よって、歯を失わないための定期的な 歯周病 治療こそが最善の治療となるのです。

自由が丘 田川歯科医院では他科からの 歯周病 治療依頼も受け付けております。またこのブログをご覧になった方で 糖尿病 に罹患されている方は、一度 歯周病 の検査を受けられることをお薦めします。

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