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「歯周病専門医が行う歯周病治療を見せてください。」

と言うお問い合わせを多数頂きましたので、今回のブログは歯周病専門医の治療例をお見せします。

毎週金曜日は、American Board of PeriodontologyのMemberである西堀 雅一 先生の院内勉強会にお邪魔しております。

この勉強会では、会員が行った歯周病治療やインプラント治療についての治療経過を検討したり、歯周病治療やインプラント治療における治療方法のカンファレンスを行っています。

参加メンバーは、西堀歯科医局の先生方、米国歯周病学会の American Board of PeriodontologyのMemberの先生方や日本歯周病学会が認定する歯周病専門医の先生方と、総勢10数名もの歯周病治療スペシャリストの先生方を中心に、インプラント治療のスペシャリストの先生や義歯治療のスペシャリストの先生など様々な分野の先生が一堂に会しております。

2012年4月27日は私が症例発表の当番でした。

歯周病で歯がボロボロになった患者さんに対して、歯槽骨再生治療を含めた高度な歯周病治療で対応した歯周病治療でしたが、その際の診断、治療法、治療予後の経過をお見せし、それぞれの過程で問題が無かったかをメンバーの先生方全員に検証していただき、ご意見を頂戴しました。
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インプラント治療が中心の先生であれば、全部の歯を抜いて多数のインプラントを用いて治療するであろうほどボロボロになってしまっていた症例です。
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それでも私たち歯周病専門医は、患者さんの健康な歯を取り戻すことを主体に、様々な治療手技を駆使して歯を残す治療を進めていくように努力しています。

それには、当然ながら様々な知識が求められます。ですからこの会では隔週で、論文抄読会を行い参加者全員で知識を共有しているのです。
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今回は、食事の際の痛みが強い歯や咬むとぐらつく歯が多く、結局は11本の歯を失ってしまいましたが、2本のインプラントを効率よく使っただけで、しっかりと咬めるようになりました。

治療内容はもちろんの事、治療期間から治療費用に至るまですべて患者さんとご相談した上で、ご要望にお応えできるように工夫を重ねた治療でしたから、残りの歯の回復はもちろんの事、治療費用の面でも患者さんに非常に満足していただけました。

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また治療後に起きるであろう問題点も予測分析しその際の対応までもを、あらかじめ患者さんにご提示することで、治療後の補償も万全になるよう努めております。

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歯周病治療、歯周再生治療、インプラント治療、咬み合わせ治療の全てにおいて高度な治療技術と科学的な根拠を駆使して治療することが出来た症例でした。

12年もの間、毎週このカンファレンスに参加させていただき、世界レベルの歯周病治療スペシャリストの先生方から様々な歯周病治療を教えていただいた結果の治療です。

いかがでしょう?

皆さんは歯を抜いて治療するインプラント治療が、お望みですか?

それとも極力ご自身の歯を守る歯周病治療が、お望みですか?

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米国 歯周病 学会ミーティング情報

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目黒区、世田谷区、大田区、東横線、大井町線、田園都市線沿線にお住まいの方で歯周病治療にお悩みの方は、自由が丘駅から徒歩3分で通いやすい歯周病専門医まで、お気軽にご相談ください。


病気になった時に病院をwebサイトで調べることは、今や常識になりつつあります。


さらにwebサイトで見つけた病院がどんな病院なのかも当然気になります・・

ご近所さんとのお付きあいが少なくなった現代においては、見つけた病院の第三者評価を知ることはとても難しいものです。


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インターネットで調べたところで患者さんの口コミが集まるサイトはそうはありませんし、あってもサイトの信憑性が疑わしいです。

とは言え体が不調であればあるこそ、口コミ数の多さが目立つ医療機関をクリックしてしまうのは当然でしょうね。

病院選びでお悩みの患者さんのそのようなニーズに応えるべく、医療機関と金銭契約を結び、良い口コミ情報のみを厳選して掲載しているサイトも存在します。

(注:満足度調査なるものは、業務改善を目的とするためにネガティブ情報を収集するために行うものなのかと私は思い込んでいましたが・・)


『患者さんの声調査キャンペーン』

「患者の声フィードバック」


このサービスは患者さん向けの情報提供なのか?
はたまた医療機関向けの集患ツールなのか?私には判りません。

地道に正しい歯科情報をブログで発信し続ける事で、歯医者選びでお困りの患者さんのお役に立てればとブログ記事の更新に励んで参りますのでよろしくお願いします。

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奥歯は、硬い物をしっかりと噛み砕く為に大きな形をしており、その大きな歯をしっかりと支えるために複数の根っこが存在します。


ところが、複数に分かれている根っこまで歯周病が進行してしまうと、歯根の形が複雑なために歯周病の治療は非常に難しくなってしまいます。

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そのような奥歯の根っこまで進行した歯周病の状態を歯根分岐部病変と呼びます。

2012年4月6日は、歯根分岐部病変の治療における様々な再生治療効果を検証した論文を、2本抄読しました。

毎週金曜日は、American Board of PeriodontologyのMemberである西堀 雅一先生の院内勉強会にお邪魔しております。




1本目の論文は、治療の難易度がもっとも高い上顎の歯根分岐部の治療の際にEMDと言うタンパク質を用いて骨再生治療を行い、2年間の予後を評価した論文でした。

通常の外科治療とEMDを使った再生治療を比較したところ、EMDを使用した方に比べ、使用しなかった方は術後2年後の歯根分岐部病変が2倍も残存しており、EMDを使用する治療結果には有意差があったと結論付けていました。

しかし、この論文の治療結果データをよく見ますと、結果の差にばらつきが大きく、データの異質性が存在しました。
またグループ内で術後6ヶ月と術後2年での結果を比較すると、長期での結果は悪化しており予知性が高い術式とは言えませんでした。

よって、上顎の歯根分岐部の治療はやはり難易度が高く、高度な外科手技と症例の選択が要求されると言う過去の論文での考察どおりの結果だったと思われます。

2本目の論文は、歯根分岐部病変における様々な治療法をメタアナライシスしたもので、吸収性のGTR膜を用いた再生治療が良い結果であったとの結論でした。

これは過去の文献で考察されているとおりでした。再生定義の解釈の違う文献がセレクトされていたり、症例の選択基準や外科手技がメタアナライシスされていたわけでは無いので、近年発表された文献としては、目新しさもなく、内容に不満を感じる論文でした。

他院で治療効果を得られなかった患者さんが、歯周病専門医のところに数多く来院されてきます。
したがって、歯周病専門医は患者さんの期待に応える仕事を要求されます。

患者さんの期待に誠意を持って対応し、己の力量を常に検証しながら、正しい診断の下で予知性のある治療法を慎重に選択するのが、専門医の責務であると常々思っております。

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固定経費の削減が健全経営に繋がるのは、歯科医院と言えども同じです。


健全経営に基づく患者さんに優しい治療提供を信条とする自由が丘 田川歯科医院では、自由が丘への診療所移転に伴って新規導入した歯科機材は、診療椅子1台とパノラマレントゲン機だけでした。

その新規導入したデジタルパノラマレントゲン機の実力が、思いのほか素晴らしいので、今日は自由が丘 田川歯科医院の最新デジタルレントゲン機の実力についてお話します。

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今回当院で導入したパノラマレントゲン機は近畿レントゲン社の

通常使用では、パノラマレントゲンは顎を固定した状態で撮影するので、患者さん個々の顎の形や位置付けによっては、歯牙の重なりや頚椎の陰影などが入り込み、どうしても画質のムラが生じてしまいます。

ところが!

 近畿レントゲン社のPaxrak Dによるパノラマレントゲン撮影 は、顎の位置を患者さん毎にビーム計測し、患者さんの顎に合わせた最適なCCDの位置補正を行った後にレントゲン撮影を行えるのです。

その結果、歯牙の重なりや頚椎の陰影が軽減され、奥歯から前歯まで綺麗にかつ鮮明に写ったパノラマレントゲン写真を提供してくれるようになったのです。

精度の良いレントゲン写真による放射線画像診断は、当然ながら診断精度が向上し従来以上に、歯を削らない歯科治療が出来るようになりました。

しかも患者さんにも解り易い病状説明が出来ることで、歯医者と患者さんとの信頼関係向上にも役立っております。

歯周病専門医は、6点法によるウォーキングプローブ診査を用いた骨形態の把握と炎症兆候チェックを歯周病診査の基本としているため、最新の技術革新を謳うCT撮影よりも、放射線被曝量、実用性そして経済性のすべてにおいて Paxrak Dによるパノラマレントゲン撮影のほうが優位だと考えます。

しかも将来的には部分的な断層撮影も可能になるとの事。

歯医者にも患者さんにも、優しい設計が信条の近畿レントゲンならではの技術ですね。

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