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毎週木曜日は定休日とさせて頂いておりますが、祝日のある週は通常通り診療しております。

今日のdental roomは、先日おいで頂いたニットデザイナーであるTさんとのひとコマを。

Tさんのご主人は、サンフランシスコ出身の国際弁護士の方で、診療中のTさんとの雑談の中では、ご本人と欧米人の感覚差をついお聞きしていまいます。

今回教えて頂いた日米の感覚差は「日本人は均質化を好む傾向がある。」でした。 

「出るクイは打たれる。」とでも言いましょうか?この格言を英語で調べると、"Great winds blow on high hills."と表現されています。

「高い山は風が強い。」文字通り高い(人より秀でる)所は、風当たりが強いと言う意味なのですが・・「出るクイは打たれる。」の日本的なニュアンスは、「あまりに独りで目立ったりすると、他と調子を合わせるような圧力がかかるよ」と言う意味合いであり、日本人は目立つことを良しとしません。

最近、田川歯科医院のホームページの露出度が上がっておりますが・・大丈夫でしょうか?

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「田川先生、巨大化したわね!」と久々にお見えになったKさん。

この時期は、伊豆で芸能のお仕事をなさっているKさんですが、震災の影響を受け3月からショーがお休みになり東京にお戻りになったそうです。

それでもショーの再開を心待ちしている方からの連絡が絶え間なくあるそうで、つかの間のお休みだからこそと、お口のチェックアップ(検診)にお見えになりました。

チェックアップ後、歯科恐怖症のKさんに半年前に導入した新しい器材で施術を施したところ、「痛く無かったわ!」といつに無く満面の笑みでお帰りになりました。


場所柄でしょうか?来院される方に道を究めた方が多く、世の中の色んな事を学べます。皆さんに共通するのは、いかなる時も平常心で過ごせるよう、身体を万全な状態に保つ傾向が見受けられます。

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今回の大震災に誘発された福島の原子力発電所の事故を受け、その後の情報錯乱は皆さんの記憶に新しいことと思います。

すさまじい数の嘘の情報や間違った情報が、メディアやインターネットを通じ流布され正しい情報の選択をマヒさせました。その事象を踏まえて、「メディアリテラシー」と言う言葉を最近耳にする機会が増えています。

"メディア・リテラシー(英: media literacy)とは、情報メディアを主体的に読み解いて必要な情報を引き出し、その真偽を見抜き、活用する能力のこと。「情報を評価・識別する能力」とも言える。ただし「情報を処理する能力」や「情報を発信する能力」をメディア・リテラシーと呼んでいる場合もある。"

(Wikipedia日本語版より引用)

つまりは情報には、なんらかのバイアス(偏向)が潜んでおり、情報を受ける者自身でその情報の真偽や知り得たい情報のみを抽出する能力が求められると言うことです。

この状況は歯科にまつわる情報も例外ではありません。新聞やテレビでの歯科医院の宣伝を目にする事が珍しく無い昨今は、氾濫する歯科情報のリテラシーが必要な時代になったと思われます。

 また、震災前より陥っている日本経済の深刻な状況は、歯科医療界にも大きな不況の波として襲い掛かっております。加えて歯科医師過剰問題に起因した過酷な歯科医院経営により宣伝合戦が繰り広げられた結果、情報開示と言うよりは、集患を目的とした偏った歯科情報が氾濫しているようです。

そもそも医療機関には広告制限があり、集患を目的とした品位の無い広告や虚偽の広告への規制はありますが、その規則を破った際のペナルティーは全くと言って良いほどに厳しく無いようです。

そもそもホームページの位置づけが、広告とは見なされずガイドラインはあれど、規制は存在せず何でもありの状態になっております。

そのような状況の下、「無痛、画期的な、最先端」と言うキーワードはおろか、格安!など患者さんの目や耳に優しい言葉で、夢のような歯科治療を提示するのは常套手段で、酷いのになると卒業年度や年齢を詐称し経験年数や治療数の改ざんや、○○インプラント専門医や歯周病専門歯科医(歯周病専門医と書いていない・・)などなど、有資格においても実にまぎらわしい表現を謳っているケースが多いそうです。(当院に営業においでのホームページ作成会社の方がおっしゃっていました・・)

また様々な相談を無料でされる歯科医院もあるそうで、簡単な相談程度は、狭き門である歯科医院の間口を広めると言う意味で肯定されるでしょうが、まじめな相談後の報酬が無料の場合にバイアス(偏見)無き公平な診断が果たして可能なのかは疑問です。

診断の際に集める資料や診断後の治療計画に費やすリサーチの費用や時間などを考えると、私は無料相談の導入はムリです。(歯科医院専門経営コンサルタントの方は決まって奨めます。)

実に様々な手法による患者さんの囲い込み(集客?)を見たり聞いたりするため、つい話がそれてしまいましたが、良心的な歯科医院、自分にあった歯科医院をネットで探すのも難しい世の中になっているようです。

最後に歯科情報はいまや美容医療情報と同じ状況のようです。厚生労働省許可団体である日本美容医療協会による医療広告を見る際の注意事項が掲載されており、実に解りやすくまとまっていますのでご一読ください。

悪質な医療法違反広告のいくつかのパターン

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阪神淡路大震災もそうでしたが、今回の東北関東大震災によってもたらせられたライフラインの寸断によって、私達の日常生活がいかにモロい物であるかを再考させられました。

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歯科治療はライフラインの充足と材料の科学的な進歩を背景に発展をとげて来たことから、高度な歯科治療を提供する事は、ライフライン無しには機能しません。

歯科治療においてライフラインに依存しない治療はありえないのでしょうか?

 

普段から病気を未然に防ぐ、予防こそがそれに当てはまるでしょう。

当たり前の答ですが、健康を維持している事が、有事を乗り切る際の一番の原動力になることは容易に想像できます。

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sakura

2011.04.17 |
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「世の中にたえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし」

古今和歌集の在原業平の歌です。

東北・関東大震災、長野北部地震の震災の後に見る桜に思い出されました。

昔も今も自然界の前に人は無力で、翻弄されたり癒されたりするのかも知れません。

 



私達は東北関東大震災・長野北部地震 被災地の一日も早い復興に協力していきます。


American Academy of Periodontology(米国歯周病学会)では、歯周病学に関連する様々な話題についての報告、声明とガイドラインを定期的に発表しています。

1990代来、その有効性が議論されているレーザーを使用した歯周治療の有効性についての声明が、つい先日発表されました。

声明の内容は、レーザーを用いて、歯肉溝や歯肉ポケットのデブライドメント(お掃除)、歯肉縁下の細菌の除去(歯周ポケットの洗浄)、そしてスケーリングとルートプレーニングを行う3つのパターンの非外科的歯周病治療の利点について、それぞれ根拠に基づいた見通しを発表していました。

結果は以下のとおりです。

1. レーザーを単独に用いても、SRPに併用して使用しても、歯肉内のデブライドメント(お掃除)を目的として、レーザーの使用をサポートするエビデンス(根拠)は少ない

2. 歯肉縁下の細菌除去はSRP単体で達成されており、レーザーによって細菌が除去されたと言う結論は矛盾があり、予知性は無いと示されている

3. ヒトにおいては、Er:YAGは硬組織へのレーザーであることから、歯石を除去する過程で術者は、何にレーザー光線を当てられているかを可視化できず、歯根表面を傷つける可能性がある

上記の見解から、今日現在のレーザーの歯周病治療への応用による治療効果は立証されておらず、有用性を立証するには今後の更なる研究が必要であると結論付けており、AAP(米国歯周病学会)の見解としてはレーザーを上記の歯周病治療に使用することの根拠は認められないとの事です。

日本においても歯周病治療にレーザーを応用する事は、再考する必要があるようです。

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米国歯周病学会のレーザー治療に対する声明


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歯周病 (歯槽膿漏)の治療法は、歯科医師によって治療の差が生じる恐れがある。

2011年3月17日(San Diego,California)に開催された第89回International Association of Dental ResearchのSessionで歯周病治療に関する報告がありました。

米国では、大学の最先端研究と開業歯科医の治療格差を改善する目的として、米国国立機関のネットワークが創設されています。

先日、「重度の歯周病の治療法」の調査結果がネットワークから報告されました。

歯周病の病態を含んだ臨床問題に対し、開業年数が平均23年の歯科医師132名にwebで回答してもらった調査だそうです。


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結果は、診断は歯科医師間の格差は無かったそうですが、重度歯周病に対する治療法で歯科医師間の格差があったそうです。

重度歯周病に対する治療法に対して、

34%の歯科医師は抗生物質の経口投与行うと回答、42%の歯科医師は抗生物質の局所応用を行うと回答し、残り32%の先生は治療を行わずに、ただ経過観察にゆだねると回答したそうです。

治療方法にこれだけの差があった事は興味深い事実です。

さらに分析を進めたところ一般歯科開業医の先生方は、重度の歯周病患者さんには歯周病専門医による治療を薦める方が良いと思っているにもかかわらず、結局は自分自身で様々な治療を重度歯周病の患者さんに試みており、短期の経過観察を患者さんに要求する傾向があったとのことです。


この調査結果を踏まえ主任調査員を務めたDr.Aaron Rosen(NYのRochester開業)は「歯周病治療のガイドラインを早急に作らなければ、歯周病治療における歯科医院間での治療格差が放置され続ける問題がある」とMedscape Medical Newsの取材に答えました。

Dr.Aaron Rosenはまた、歯科医師の出身大学や歯学教育を受けた時期によっても歯周病治療に差が生じていたと付け加えていました。

International Association of Dental Research (IADR) 89th General Session and Exhibition of the IADR
Medscape Medical News から引用。

歯科治療の中では、科学的根拠に基づく論文が充実している歯周病学ですが、学ぶ歯科医師の知識や技術応用には差があるようです。

米国でさえも歯科医院格差が存在する現実を踏まえると、歯科大学の偏差値格差が大きい日本の歯科教育事情を踏まえると、日本の臨床現場は、とんでもない治療格差が存在しそうです。

しかも近年の歯科医療現場の現状を加味すると、将来的には重度歯周病の治療などの高度な歯周病治療は、歯周病専門医による治療が推奨される時代がやってくるのかもしれません。

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あらためまして東北・関東大震災、長野県北部地震にて被災された方々に、心よりお見舞いを申し上げます。

微力ながらも、被災地の今後の復興に際し何らかの形でお役にたてますよう、この地域の歯科医療に邁進して参ります。 

今回私達が経験した未曾有の大規模災害は、我々の文明に様々なシビアアクシデントを投げかけ、事前に想定していた災害時復旧シュミレーションをあざけ笑うよう人々の英知を翻弄しました。結果、我々は目前の危機解決に右往左往する状況に陥ってしまっております。

シビアアクシデントの状況下にも関らず、このアクシデントは予想しえ得たと専門家や評論家を称する一部の方がマスメディアやインターネットを通じて、憶測に基づく根拠無き考えを口にされております。

その結果、正確な情報伝達の邪魔をする状況が生まれたばかりか、その根拠無き憶測は、インターネットを通じて風評として広まり、世の中の混乱を招いているようです。

ことインターネット上の風評拡散被害はブログを発信する立場の一人として心痛めております。よって、去年の8月のブログの中で取り上げました「明歴々露堂々」という禅語を再度唱えながら、ブログで情報を発信する際の心得を自分自身に問い直し、心引き締めて正確な歯科情報提示に努めたいと思いますのでよろしくお願いします。

最後に、この大震災からの復興は日本の復興であると、唱える方が少なくありません。

今回の災害の教訓を礎に、日ごろから関わっております方々とのコミュニケーションを繋ぎながら、今後の日本の再建を担う様々な考えの疎通を図り、よりよい社会を構成出来ればと切に願っております。

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