STAFF

東北地方太平洋沖地震により被災した福島県の原子力発電所からの放射性物質漏洩の件で、様々な憶測がweb上を錯綜しておりますが、日頃、レントゲンを扱う医療従事者の立場としまして、下記のサイトをご覧になる事をお勧めします。

Science Alert: 原発に関するQ&Aまとめ

放射線医学総合研究所:放射線分野の基礎知識

このサイトを参照に、様々な怪情報に惑わされませんよう、またこの非常事態を冷静に対応できますよう心より願っております。


【関連するブログ記事】

田川歯科のつれづれなるままに


この度被災された東北・関東地方の皆様またご家族の方には心よりお見舞い申し上げます。

当院には東北に故郷を持つ患者さんが多数来院されておりましたので、皆様の心中をお察しますと心が痛んで止みません。皆様方と共にご家族の無事と一日も早い安全の確保を祈っております。

また、当院におきましても多方面から多数の安否確認を頂き、ご心配頂きありがとうございました。

東京都心は震度5の揺れとの事でしたが、しっかりとした柱のお蔭で、診療所内外ともに被害はありませんでした。

よって平常どおりの診療体制をとっておりますが、昨夜の菅総理メッセージに従い、現在の危機状況を踏まえて、本日より以下のとおり電力使用を控えさせていただきます。

  • 余震の発生ならびに電力不足を懸念し、診療所の暖房使用を待合室のみとします。よってご来院いただきます方々におきましては、暖かい服装にてご来院いただけますようお願い申し上げます。(滅菌システムはいつもどおり稼動させます。)

 

  • ご予約いただいていない診療時間中は使用機器の主電源をカットしますので、再来院頂きます方々におきましては、お電話にてご予約いただけますようご協力お願い申しあげます。

 

なにせ非常事態下ですから、様々な事情が生まれる事かと思います。よって先週までにご予約頂いた方の予約変更も随時受け付けておりますので、お電話もしくはメールinfo@tagawa-dental-clinic.comにてご連絡いただけますようよろしくお願いします。

 

2011年3月14日 田川歯科医院 院長


インプラントには定期的なチェックが必須であり、炎症兆候の早期発見が大切です。

2011/03/04に抄読した論文は「インプラント 治療の長期評価」と「インプラント 周囲炎に関連した骨欠損の重症度とパターン」の2本でした。

毎週金曜日はAmerican Board of Periodontologyの member である西堀雅一先生の院内勉強会にお邪魔しております。

西堀歯科勉強会 ISCT研修会

2本の論文の内容は、デンタル インプラントは高い成功率を謳っている反面、インプラント 周囲の炎症も高い確率で起こっており、炎症の重症度やパターンも様々である。

s-2011_03_04.jpg

と言う内容でした。インプラントは入れたから治療が終わったではなく、むしろ定期検診のスタートと思うようにしてください。

【関連するブログ記事】














介護が必要になったときや身体機能が衰退した場合には、これまで機能してきたインプラントが機能し続けると言う保障はどこにもありません。


歯周病専門医がインプラント治療をする際には患者さんの健康状態やライフスタイルも考慮しております。


2010年11月の歯界展望の中に「インプラント の核心にせまるために」と言う特別記事が掲載されていました。

tenbo11.jpg

インプラント 治療は、近年加速度的に普及しているものの、治療のガイドラインはおろか、サイエンスさえも未だ確立していない。

歯科医学基礎系の専門家を含んだ歯科 インプラントを研究する専門家たちによって、近年明らかになってきた 歯科 インプラントが抱える課題を議論する内容の記事でした。

その中の指摘に標題の「高齢期におけるインプラントの存在」を危惧する記載があったので、以下に抜粋します。



咀嚼回復のためにインプラントが選択肢にあげられているが、日本は高齢化社会を迎えるにあたって、高齢者にとって本当にインプラント治療が適応症と言えるのだろうか?本当にQOL向上に貢献しているのか否かはわかっていないことが多すぎる・・・インプラントが長期に機能した際に、当然ながら治療を受けた患者自身の加齢や様々な全身的な基礎疾患の増大も予想される(事故、基礎疾病、免疫状態など)つまりは、全身および口腔内の環境が大きく変化することが予想される。

時には若くしても寝たきりになることも少なくない。そのようなインプラント 治療後の長いライフステージにおいて、インプラント (インプラント本体、インプラント支台、インプラントに被せた補綴物)が生体内とのバランスを維持できる環境にあるかどうか?、患者と医療者サイドの認識の差、さらには法体系を含めた医療制度に対する日本の現状を考えると、様々な不安がよぎる。

つまり健常なときにはインプラント 治療を受けた患者は、日々のブラッシングでインプラント 周囲の清潔を保つことによって、セルフケアが可能であるし、定期的な歯科医院でのメインテナンスを受けることによって、インプラントに起こる異常をチェックすることが可能になるかもしれない。

ところが要介護者や身体機能が衰退した場合には、これまで機能してきたインプラントが機能し続けると言う保障はどこにも無い。またそのような環境下ではインプラントそのものがバクテリアの温床となり、誤嚥性肺炎を引き起こすことも想像できる。ましてや、寝たきり患者のインプラント除去治療など、現実的ではない。

よって我々はインプラント 治療を施す前に、インプラント 治療を希望される患者さん個々のライフステージの見極めとインプラント治療の正当性、診査診断からメインテナンス期、そして衰退期それぞれでの対応策までを考慮しなければ、患者さんのQOLの向上に貢献したとは言えないのではないのであろうか?」

医療者、患者の双方ともに、目先の利益にヤッキになって安易な流れになっているような感もある昨今のインプラント 治療。

今一度マクロな観点での検証が治療前に求められるのでは?

と考えさせられる記事でした。

【関連するブログ記事】

インプラント治療の最新治療と正しい知識


診療時間

         
         
         
         
         
         
         
[火水木]10:00〜13:0014:00〜19:00
  18時30分 最終受付
[金土日]10:00〜13:0014:00〜18:00
  17時30分 最終受付
[休診日]月・祝日

自由が丘 田川歯科医院
158-0083 東京都世田谷区奥沢5丁目41-13 2F
03-3722-3115

スタッフブログ